アホー麺とニンニクラーメンは違った

J社のTさんがニンニク好きと聞いて、川崎のアホー麺をオススメしようと思ったら閉店していた。そこでニンニクラーメンを検索したら2件出てきて、そこまでの情報をメールで送ったんですけど、オススメしたからには食べてみなくちゃね、ということで、ラーメン・中華食堂 新世 宮前店 – Rettyに行ってみた。

ここはチキンチャーハンが美味いんだ。もちろんニンニクラーメンも美味しい。だけど、川崎萬来のアホー麺とは違った。

後日、もうひとつの店に行ってみます。

ケーキの切れない非行少年たち

武田鉄矢さんがラジオで紹介していた。そのうちに読もうと思っていたんだけど、散歩で立ち寄ったブックオフの100円コーナーにあった。古本って在庫が多いほど安くなるから、かなり売れたんだろうな。

筆者は児童精神科医。非行少年と向き合うなかで、少年院には「反省できない子」「自分の犯罪を認知できない子」がいた。彼らのほとんどは知的障害。たとえば、丸い円をケーキに見立てて「三等分して」と言うと、おもむろに横一文字、建て一文字に2等分する。ベンツのマークのような絵を描けない。

本書を要約すると、ほとんどの犯罪者が知的障害を持っていて、子どもの頃に誰にも発見されず、適切なトレーニングを受けられなかった。それどころか、「できない子」として親の虐待やイジメに遭った過去があり、人格が成熟していない。知的障害はIQに関係なく、進学・就職できる人も多い。だけど「他人の気持ちが理解できない」「自尊感情が低い」などの問題を抱えており、何らかのトリガーで犯罪行為に及んでしまう。

これは大人になっても同じ。ある元政治家が政治資金規正法違反で刑務所に入った。凶悪犯ばかりかとビビっていたら、周囲は知的障害者ばかりだったという。

結論としては、子どもの知的障害になるべく早く気づいてあげること。その発達具合に合わせた教育、トレーニングをすること。そうすれぱ犯罪行為に及ばない。税で養う受刑者から、きちんと社会生活送れる納税者になる。

犯罪者は性格が悪いと思っていたら違った。そして、このことから、なんで世の中には変なヤツが多いんだろう、という疑問も解けた。ネットを燃やしてる奴ら、煽り運転する奴らは知的障害なんだね。まともな人間だと思って対応しちゃダメなんだねぇ。

あと、知能犯なんていないんだな。まともな知能があったら罪を犯さないと思う。

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命をいただく

私は一ヶ月後、この牛を殺します。〜私がヴィーガンにならないと決めるまで〜 | ロカフレ
とても興味深く読み終えました。

ヴィーガンに限らず、何事も狂信的になったり、自分の心情を他者に押しつけちゃいかんと思います。
イヌやネコはかわいがるのに、なぜ牛や豚は食べるのですか、というtweetを見かけました。炎上してたかな。

基本的に、生き物は自分の種を保存し、増やすために生きています。ヒトもそうです。
愛玩動物として人類と共生する動物もいれば、喰われる前提で人類に種を残してもらう動物もいます。人は喰う対象が絶滅すると困るので、大切に育て、残します。
植物もそうです。稲や小麦は人に育ててもらい、喰われることで種を残しています。
逆に、喰われずにただ害があるとして殺される種は、生き延びるために必死です。雑草とかゴキブリとか。

さて、生命力が弱い種は大量に卵を産み、生存率を高めようとします。
ヒトは生命力が強いですけど、高度文明社会では育てるために経済力が必要です。理想はすべてのヒトが自分の子を産み育てられたいいいんですけど、経済が成長すると子育てにお金がかかるので、社会全体で育てる仕組みになりました。つまり、経済活動を担当する人と、子を産み育てる担当ヒトが役割を分担する協働社会となっています。女王アリと働きアリみたいな社会です。だから結婚しないヒト、子どもがいない夫婦も決して無駄な存在ではありません。税を納め、経済活動をするだけで、種の保存に参加しています。

生き物は種を残すために頑張っています。だからこそ生命を安易に奪ってはいけません。人が人を殺してはいけない理由は、種の保存に背いているからです。
そして、命をいただくことについて、それが豚でも牛でも鶏でも小麦でも稲でもトマトでもキュウリでもリンゴでも蜜柑でも、感謝し、その種を絶滅させないと誓いましょう。
君のことは食べちゃうけど、君の種は残しますよ。

そう考えないと肉も野菜も食えません。嫌いなものを無理に食べさせることも、生命への冒涜です。
牛や豚は食べないのに、なぜトマトやキュウリは食べるのですか?

ところで、ヒトではないものが食物連鎖の頂点になったら、ヒトは食料になるか、愛玩生物になるか(笑)。あるいは生き延びるために隠れて繁殖するか(笑)。SFのテーマになりそう?

これなら「○○」が苦手な人でも美味しく食べられますね ←ウソ

こんな無責任な言葉はありません。グルメ番組とか料理番組とか。これならお魚が苦手でも美味しく食べられますね。海老が苦手でも大丈夫ですね。なんていうでしょ。バカ言っちゃいけません。あなたは苦手な人を舐めてんのかと問いたい。問い詰めたい。

私は海老とか甲殻類が嫌いです。臭いをかぐと吐きそう。あるいは吐く。人は嫌いなものには敏感で、少しでも嫌いな者に対しては敏感です。私はグリココメッコホタテ味は食べないし、崎陽軒のシウマイも食べません。出されたところで他人に譲ります。苦手な人が我慢して食べるより、美味しいと思う人が美味しくいただく方がいい。

逆に「○○が苦手な人にも美味しく食べられる」料理は、○○が好きな人にも美味しくないです。だって○○の特徴的な風味を奪うってことですよ。美味しいわけがない。私は鶏肉が好きですけど「鶏肉が苦手な人にも美味しく食べられる料理」を美味しく食べたことがない。かっぱえびせんは好きですけど、そこに海老がはいっている必要を感じない。あれって海老好きの人にとって海老を食べた気になりますか?

だから「○○が苦手な人でも美味しく食べられます」は表現者として失格です。無責任すぎる。オマエは苦手な人の気持ちになったことがあるのか。

ところでこの本、怖い話が好きな人でも安心してお読みいただけます。
つまりそういうことです。
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古本屋で買いたい本の隣にあったので一緒に買ったんだけど、Amazonを検索したらKindleUnlimitedで読み放題だった。なんだかなー。
実話ってあるけど、事実はつまらないですね。オチもないし。

家中に充満してるオイスターシューマイの香りに泣きそうです。

カーチャンがシューマイを作ったんですよ。頑張ったでしょ。こんどの土曜で80歳なんですけど。頑張ったんですけどね。臭いの。魚介臭い。ウソだろ。ホタテ臭いから崎陽軒の焼売は食わないんですよオレは。カーチャンもそれ知ってるわけですよ。だからウチのシューマイは安心して食えるの。大好きなのオレ。でもこれ臭いの。豚肉の味がしない。

同級生が死ぬ年代になってきたな、と

中学時代の同級生の訃報。脳出血だったそうです。
僕は大田区立小池小学校を卒業して、隣の品川区荏原第五中学校に進みました。小学3年か4年の頃に品川区に引っ越したんです。友達いないんですよ。知り合いゼロ。区をまたがっちゃうとね。森君は、なかなかなじめない僕と最初に仲良くなってくれたんです。