『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 – 永遠と自動手記人形 -』

6日に観そびれた『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 – 永遠と自動手記人形 -』を観てきました。京都アニメーションの悲しい事件後初の劇場公開作品。幸いにも事件前に完成していた。


ヨーロッパ風の架空の世界が舞台。テレビシリーズがあって、その中間の時期を映画化。

テレビシリーズはこんな話。

孤児の女の子バイオレットが軍に拾われて“戦う機械”として最強の存在になった。しかし戦争末期に慕っていた上官と両腕を失い、目覚めたときは軍属を解かれ、両腕は機械の義手になっていた。彼女は上官の友人の世話でエバーガーデン家の幼女になるけど、戦争しか知らない、命令がないと動けないという困ったちゃん。義理の親から疎まれ、上官の友人が営む郵便屋に住み込みで働き、代書屋として人間的に成長していく。そして少しずつ、依頼人の心に灯りを灯していく。

今回、劇場公開された外伝は、ある程度成長したバイオレットが、なぜか全寮制女学校の生徒の教育係として派遣される。そこで生徒と少しずつ間合いをとりつつ親友となり、生徒の秘密の存在を知って……。という話。長い時間をかけて、バイオレットが初めて“親友”を得る。

なんつうか、世代観でちゃうんだけど、私からバイオレットは、娘のような妹のような年齢で、彼女の成長を見守ってきた感じなんですよ。だから、ああ、バイオレットは成長したなあ、友達ができて良かったなあ、と、心から安心して感動して泣けます。でもテレビシリーズを観てないと「義手の少女が家庭教師をした相手と友達になる」だけの話なんだよね(笑)。

テレビシリーズはNetflixにあります。どんな話か知りたい人は、公式がダイジェストを作ってますのでこちらをどうぞ。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 – 永遠と自動手記人形 -』公式サイト

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