早朝の新幹線こまちに乗って、角館から秋田内陸縦貫鉄道に乗りました。
国鉄時代、南側は角館線、北側は阿仁合線といいました。赤字路線で廃止になりかけたけど、地元自治体が第三セクターを設立して存続。建設が凍結された区間を開通させて南北を結び、秋田内陸縦貫鉄道になりました。乗車記録を調べたら、角館線と阿仁合線は1983年に乗ってました。35年前……。16歳。高校入学前の春休み。初めて泊まりがけのひとり旅を許してもらった旅だったなあ。
秋田内陸縦貫鉄道は1992年に乗ってます。25歳か。仕事がおもしろくて乗り鉄は休んでた時期だけど、たしか、高校時代の友人が就職して秋田勤務になったので、会いに行ったんだと思う。急行もりよしに女性運転士がデビューして話題になってました。小柄でおとなしい、かわいい感じの秋田美人さん。一緒に写真を撮ってもらいました。いまは、そろそろ還暦ではなかろうか(笑)。
今年の4月にオープンした新しい宿。町家ホテル角館 秋田県仙北市角館。ユニットバスは湯船が大きくて快適。有名な桜並木のそばです。もういちど、仕事抜きでのんびり来たいと思いました。こういうムードのあるところに来ると、独り身が寂しくなります。
孝行を、したいときでも嫁はなし。おそまつ。